荒川とは?

金八先生が歩いている河川敷で全国的に有名な荒川ですが、ラフティングができるという認知度はかなり低いです。しかし実は上流部では波が激しいポイントがたくさんあります。埼玉県の秩父を源流とし東京湾に流れ出ている荒川。延長173kmと第一級河川に指定されている大きな川です。川幅は日本一で約2.5kmもある場所があります。ちなみに川幅の定義が堤防から堤防なので、実際に2.5kmすべてに水が流れている訳ではありません。 また荒川という名前の由来は「荒ぶる川」からきている(諸説あり)ことから、昔は人々に大水害を与える川として恐れられていました。日本には他にも荒川という名前の川があり支流をあわせると全部で30河川もあります。

長瀞コースの魅力

長瀞コースには名前のついた激流ポイントが3箇所点在しております。コースの延長は約2km。その距離を約1時間かけてゆっくり川を下れるコースになっているため、高齢者などの体力に自信がない人でも気軽にご参加いただけます。また小学校1年生からご参加いただくことができ、激流の難易度もそれほど高くなくひっくり返ったりすることもめったにないためご家族で参加しやすいアウトドアアクティビティとしても魅力的です。 ラフティングのコースの途中にはたくさんの珍しい自然の造形物があります。天然記念物の岩畳は有名ですが、それ以外にもポットホールや象岩といったユニークな形をしたものがあります。見え方は人により様々なので、相乗りになった人との話題にもなります。また観光地としても有名で商店街を散策したりロープウェイで山に登ったりとこの地域を楽しむためのコンテンツがたくさんあります。近くにキャンプ場や旅館、トレーラーハウスがあったりと様々な宿泊施設があるため、旅行の行程が決めやすいのもこの地域の魅力の一つであります。

激流ポイント紹介

セイゴの瀬

セイゴの瀬
長瀞コース第一の激流ポイント。漕ぎ方の練習が終わり線路の橋脚が見えてきたらその下が激流ポイントの始まりです。最初の落ち込みが激流開始の合図。そこから距離にして200m程渡り、立て続けに波が右から左からと押し寄せてきます。まさに水の往復ビンタです。激流の終わりには小さい沢がありお客様が少ない時期には奥に探検に行くことがあります。奥には滝があり滝遊びができたりします。また時間帯によっては橋脚の上をSL列車が通ることがありラフティングとSL列車の珍しい写真を撮ることができます。

小滝の瀬

小滝の瀬
長瀞コース第二の激流ポイント。川幅が約2mのコースを慎重に通り最後に落ち込みを落ちるテクニカルな瀬です。小さい滝と書いて小滝と呼びますが、最後の落ち込みは増水により水量が増えると小滝どころではなくなります。しっかりボートに捕まらないと落ちてしまうことがあるかもしれません。また激流の最後が天然記念物の岩畳の始まりになりそこから先は静かな流れになっています。自然に癒される場所を訪れると共に、激流でざわついた心を静めるのにちょうど良い区間です。

二俣の瀬

二俣の瀬
長瀞コース第三の激流ポイント。道が二つに分かれていることからこの名前がつきました。この激流ポイントは途中で左に大きくカーブしていきます。かなり遠心力がかかるため漕いでる最中に右側の人がいなくなるなんてことがあるかもしれません。また流水速度が全激流で一番速くスピード感があります。振り落とされないようにしっかり捕まっておきましょう。ここを越えればゴールはすぐそこです。

コースの見所

ポットホール

ポットホール
ポットホールとは川底にある石や岩が水流によって長い時間をかけてできた穴のことです。全国でも何箇所かで見ることができるのですが、長瀞のポットホールは穴が貫通しています。 さらにその穴が水面より3m程高い場所にあります。これは太古の昔にこのあたりが川の底であったことを示しています。

岩畳

岩畳
国の天然記念物に指定されている長瀞の岩畳。全長約500mの大きな一枚岩ですが、地質学的に珍しい岩質なため天然記念物に指定されてる様です。川の上から見る景観は目を見張るものがあり、夏の花火大会には約7万人の観光客がこの岩畳の上で花火を見ています。

象岩

象岩
岩畳を抜けると二俣の瀬に入る前に見ることができる象の形をした岩。全国的にたくさんの場所で見ることができるのですが、長瀞の象岩は少しわかりにくいかも知れません。わからず探しているうちに流れて瀬に入ってしまうかもしれません。難易度は高めなのですが、一度見えれば象にしか見えません。ぜひ探してみましょう。

ゴリラ岩

岩畳の前を通過しているといくつか小さな滝が見えてきます。その最後のくぼみに突出している岩があるのですがジャストな角度で見るとなんとゴリラに見えます。本当にジャストな角度でなければ見えません。難易度最高ランクで難しいですが挑戦してみてください。

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